賃貸住宅の部屋探しをしていると、間取りや設備以外にも、さまざまな条件が気になってきますよね。
たとえば、階層によっても、1階と最上階でメリットやデメリットは違いますし、中部屋と角部屋の位置でも住み心地が変わります。
今回は、自分にあった賃貸住宅の部屋探しの参考になる「位置」についてお話していきたいと思います。
1階VS最上階!階層位置で変わる賃貸部屋のメリットとは?
まず、憧れる人も多い「最上階」の部屋には、高い階層ならではの魅力があります。
たとえば「開放感と眺めの良さ」、「採光」「風通し」など、窓から得られる光、風、景色はどれも気持ちのよいものでしょう。
さらに階層が高くなるほど、周りにからの騒音が気になりにくいのもメリットですね。
デメリットとしては、外気の影響を受けやすいことや、家賃が高い場合があることが挙げられます。
次に、中層階の利点をみていきましょう。
2階から5階くらいの中層階では、最上階のような眺めはなくても、日常的な便利さがあります。
外出や帰宅時に、いちいちエレベーターを待つことなく、階段利用も可能な高さですね。
また、1階よりも防犯面で安心感を得る人も多いでしょう。
外気による影響も、1階や最上階と比較して少ないことも特徴です。
一方、注意点としては、賃貸住宅の上下階、左右の部屋からの音が気になるケースもあります。
最後に、1階のメリット・デメリットをご紹介します。
1階は、家賃がリーズナブルなケースが多いことが、大きな魅力といえるでしょう。
なかには、1階のメリットとして、ウッドデッキや専用庭がついているケースもありますよ。
もちろん、階段を使う必要がないので、日頃の出入りが楽であることも、日々感じられる1階ならではの利点といえますね。
デメリットとしては、防犯面やプライバシーの面で注意が必要な場合があることが挙げられますが、現代では、1階に限らず防犯意識をもっておくことは大切といえますね。
角部屋と中部屋の位置でも変わる!賃貸住宅の部屋選びのヒント
部屋の位置による、利点の違いも知っておきましょう。
賃貸住宅で両端に位置するのが、「角部屋」です。
そのため、片面は隣部屋に接していないので、騒音や生活音で互いに気を遣うことが軽減されます。
また、窓が多く、日当たりのよさを期待できるでしょう。
左右ともに、隣部屋に挟まれる中部屋ですが、外気の影響を受けにくいために、暖房効率がよいというメリットがあります。