急な転勤が決まった、3月に進学先がようやく決まった、といった場合、とにかく急いで引っ越しの準備をしなくてはなりません。
お部屋探しも通常とは異なり、1日で物件見学を済ませ、場合によっては契約まで進めてしまうこともあります。
今回はそんな急ぎのお部屋探しのコツと注意点を解説します。
急ぎのお部屋探しをするときのコツとは?
引っ越しまで時間の余裕がない急ぎのお部屋探しでは、効率よく物件探しから内見、契約まで進めなければなりません。
お部屋探しをする際には以下のようなコツを押さえておきましょう。
希望の物件を扱う不動産会社は絞り込んでおく
時間に余裕がある時には数日に分けていくつも物件を回れますが、急ぎの引っ越しではそれができないのが悩みどころです。
インターネットで希望物件をあらかじめ2~3軒、多くても4軒程度に絞り込んで、不動産会社にも急ぎの引っ越しであること、1日で何軒か内見したいこと、などを伝えておくとスムーズです。
不動産会社への問い合わせは電話のほうが早くて確実です。
譲れないポイントと妥協できるポイントをはっきりさせておく
物件の候補をあげるうちに、これだけは譲れない!というポイントが浮かび上がってくると思います。
物件の問い合わせをする際にも、この譲れないポイントと、妥協できるポイントも合わせて伝えましょう。
条件がはっきりしているほど、不動産会社のほうもおすすめ物件を提示しやすくなります。
内見当日に契約できるよう、書類などを持参する
また、内見した後にそのまま契約するパターンも想定して、不動産会社にあらかじめ必要書類などの持ち物を確認しておきます。
免許証などの身分証明書、源泉徴収票、印鑑、印鑑証明、住民票は用意しておくと安心です。
見落としがちなことも?急ぎのお部屋探しでの注意点
まず、内見に出かける前に、自分が今持っている家具や家電の大きさを測ってメモしておきます。
そして内見当日は、家具が収まる場所とドアの高さ・幅をメジャーで測り、メモと照らし合わせてきちんと収まるか確認しましょう。
また、現在住んでいる賃貸住宅の解約も管理会社で忘れずに手続きします。
解約手続きは退去前1ヶ月に設定しているところが多く、それを過ぎると引っ越した後も家賃を2軒分払う期間が発生する可能性があります。
引っ越しによって出費もかさむ時期ですので、管理会社への申し出は早めにしておきましょう。