結婚された2人のための新居探しは、期待と楽しみがつまっていますよね。
しかし、引っ越し後に2人では暮らしにくかった…という失敗に気づくこともあり、簡単には引っ越せないと困ってしまいますよね。
今回は新婚さんの暮らしで起きがちな失敗例と、お部屋探しのポイントを解説します。
新婚さんのお部屋探し、どんな失敗例が?
新しい生活に期待がふくらむ新婚さんのお部屋探しですが、当然ながら失敗例もあります。
以下は一例ですが、毎日の生活の中でストレスが溜まる原因にもなりますので、できる限り避けたいものです。
部屋数が少ない、家全体が狭い
たとえば、どちらかが夜勤が多い、リモートワークで自宅が仕事場になる場合などは、LDKと寝室以外の部屋があるほうが生活しやすくなります。
また、古めの物件だと引き戸や押し入れで壁面が少なく、家具を置く場所に悩むケースもあります。
収納が少ない
2人分の荷物が入るため、収納スペースは多めに考えておきましょう。
特に盲点なのが玄関で、備え付け収納が少ないと靴が入りきらない!といった事態に陥りがちです。
子どもが生まれた後のことを考えてなかった
お子さんをいつ頃希望されているかによりますが、夫婦2人の暮らしを想定した物件では子どもが生まれた途端に手狭になったり、泣き声などに気を遣わなくてはならないことも。
すぐにお子さんを希望されている場合には、ファミリー向けの物件を選ぶこともひとつの方法です。
通勤に不便だった
以前は自分の通勤に便利な場所を選べばよかったお部屋探しも、2人にとって最適な場所を検討する必要があります。
お互いの通勤に使える路線などを調べ、なるべく負担の少ない場所を探しましょう。
新婚さんのお部屋探しのポイントは、2人の優先事項をはっきりさせること
このような失敗を防ぐためにはどうしたらよいのでしょうか?
まずは2人の物件に関する希望を洗い出し、「絶対に譲れない条件」「場合によっては譲ってもよい条件」などの優先順位をはっきりさせておくことです。
また家賃も重要なポイントですので、そこも合わせて考えなくてはなりません。
たとえば、職場までの距離などで立地に妥協できない場合、2LDKとあまり変わらない間取りで3DKにすると家賃が下がる場合があります。