賃貸物件を探すとき、1階は避けたいと考える方は多いようです。
あるアンケートでも、できれば1階に住みたくない人の割合は5割以上との結果も。
1階はあまり人気があるとは言えないようですが、実はメリットもたくさんあります。
どのようなメリット、そして注意点があるのかチェックしてみましょう。
気になる賃貸物件の1階の住み心地!①ほかの階より家賃がお得?
賃貸物件の1階のメリットは、家賃が安いことです。
2階建ての賃貸物件でも20階建ての賃貸物件でも、1階の家賃は上の階の部屋よりも安く設定されていることがほとんど。
賃貸物件によっては、2階と1階で1万円家賃が違うところもあります。
少しでも生活費を抑えたい方に、1階の物件はピッタリでしょう。
また、1階はエレベーターや階段を利用する必要がないので、1回の買い物の量が多い方にもおすすめです。
気になる賃貸物件の1階の住み心地!②防犯面はどう?
1階は防犯面で心配されることがあります。
確かに、2階や3階に比べると、比較的簡単に室内に侵入できそうです。
しかし、1階だからといって必ず犯罪に巻き込まれるということはありません。
また、最上階も1階と同じく犯罪に巻き込まれやすい階だと言われています。
大切なのは、何階に住むかということよりも、防犯対策をしっかりすることです。
防犯対策になるのが、セキュリティ対策がされた賃貸物件を探すことでしょう。
防犯カメラが設置されていて、セキュリティ会社と契約をしている賃貸物件が理想です。
うっかり鍵をかけ忘れることがないように、オートロックの部屋を選ぶのもいいでしょう。
窓に防犯フィルムを貼っておくと、7割の空き巣が犯行を諦めるとも言われていますので、自分でできることはやっておくのがおすすめです。
気になる賃貸物件の1階の住み心地!③洗濯物はどうすべき?
女性の一人暮らしに賃貸物件の1階はおすすめできないと言われる理由の1つに、洗濯物があります。
洗濯物から女性の一人暮らしであることがわかってしまうので、犯罪に巻き込まれやすいと考えられるからです。
下着泥棒の被害にあう可能性もあるので、1階で下着を干すのは避けたいところ。
そのため、室内干しにするのが望ましいと言われています。
しかし、室内干しにすると室内に湿気がたまってしまい、結露が気になることがあるでしょう。
そんなときには、洗濯を干すときに使う目隠しグッズを利用するのもおすすめです。
ベランダに目隠しネットやパネルを置くのもいいでしょう。