最近、SNSなどでも話題のおうちのDIY。
DIYにも、実用的なアイデア収納やおしゃれな空間演出などいろいろなものがありますが、賃貸物件にお住まいの方は退去時のことをしっかりと考えてDIYに挑戦するのがおすすめです。
今回は、賃貸物件だからこそ注意しておきたいDIYの極意やおすすめのDIYの工夫について解説していきます。
どこまでできる?賃貸物件のお部屋でDIYをするときの注意点
100円ショップの材料を使ったりアイデア次第でいろいろな創作が楽しめたりと、誰でも手軽にトライできるのがDIYの素敵なところ。
しかしそのDIYが原因で賃貸物件にお住まいの方が退去時にトラブルを抱えてしまうケースは少なくないと言われています。
マンション・アパート・借家などの形態にかかわらず賃貸物件のお部屋でDIYをするときには、きちんとルールを理解しておくのが大切です。
まず押さえておきたいのは、賃貸借契約に特殊な記載がない限りは、借主の勝手なリフォームや修繕はNGだということ。
賃貸借契約が終了する退去時にはお部屋や共用部分などを原状回復することが求められ、DIYによっては多額の費用が必要になることもあります。
賃貸物件でのDIYでは、DIYをするときの騒音や振動はもちろんのこと、退去時についてもしっかりと考慮しておきましょう。
賃貸物件のDIYはどこまでOK?費用やトラブルが発生するケースとは
マンションやアパートなどの賃貸物件にお住まいの方が避けるべきなのが、退去時に多額の費用が発生するようなDIYをしてしまうこと。
一般的には、下記のようなDIYがリスクの多い例となります。
●ドリルで壁に穴を開けて棚などを設置してしまった
●壁などに画鋲などによる穴があまりにも多く残ってしまった
●両面テープが上手く剥がせずに壁紙を傷つけてしまった
●もともと備え付けてあった照明を処分してしまった
●備え付けの棚の扉をDIY中に壊してしまった
賃貸物件のDIYはアイデアや工夫が大切!どこまでがOKなのか?
たとえ賃貸物件のお部屋でも、毎日暮らすことになるお部屋は快適な空間であるとともに、おしゃれな空間にしたいもの。
賃貸物件ではDIYをしてはいけないということではなく、賃貸物件ならではのルールを理解したうえで、節度を持ったDIYを実践することが大切になります。
たとえば、壁にドリルやネジなどで穴を開けてしまうのはNGですが、小さな画鋲くらいの大きさの穴はOKというケースがほとんどです。
賃貸物件におけるDIYでは、壁に大きな穴を開けずに使える画鋲、剥がしやすい両面テープ、突っ張り棒を利用したDIYなど、退去時に原状回復を求められる心配のないものを使って、DIYを楽しみましょう。