防犯面の高さから、オートロックの鍵を採用している賃貸物件を検討する人、魅力を感じる人は多いのではないでしょうか。
ただ、本当に防犯性は高いのか、置き配や救急車を呼ぶときなど、どのように対応したらよいのか疑問に感じる点もあるかと思います。
今回は、オートロックの防犯性や置き配、救急車を呼んだときの対応など詳しく解説していきます!
賃貸物件で一人暮らしをするならオートロックの鍵がよい?
オートロックが付いていない物件は、エントランスから堂々と侵入できるため、付いている物件に比べて犯罪率は高くなります。
オートロックの場合、扉が開く瞬間を待つなど時間がかかってしまうため、侵入者は敬遠する傾向にあります。
ただし、オートロックだからといって、必ず侵入を防げるわけではありません。
住民が出入りして扉が閉まるまで、10秒ほど時間がかかります。
その時間を利用して侵入されてしまう可能性もあるので、油断は禁物です。
オートロックの鍵が採用された賃貸物件でも置き配できるの?
昨今は、宅配の荷物を受け取る際に、不在時や対面での受け渡しを避けたい人に向けて、置き配を選択できる配送業者が増えてきています。
コロナウイルスの影響から、以前に比べ利用する人も増え需要が高まっています。
では、玄関先まで入れないオートロックの賃貸物件の場合、どのように荷物を受け取るのでしょうか。
置く場所を指定する
自転車のカゴや受付、宅配ボックスなどを指定して置き配を活用する方法があります。
自転車のカゴは盗難のリスク、宅配ボックスは設置費用がかかるので、管理人がいる場合は受付で預かってもらうのが一番安全です。
コンビニ受け取りを利用する
管理人さんがいない物件や、宅配ボックスが設置できない場合は、コンビニ受け取りを利用しましょう。
通勤通学の帰りや、好きな時間に取りに行くことができ、盗難のリスクもないので安心です。
ただ、受け取り期間が決まっているので、期限が過ぎてしまわないように気をつけましょう。
オートロックの鍵が採用された賃貸物件で救急車を呼ぶ場合
自室で体調が悪くなるなど、救急車を呼んで部屋まで来てほしい場合、どのように対応してくれるのでしょうか。
オートロックが採用されている物件の入口は、緊急事態に備えて緊急用スイッチが設置されています。
到着の頃にはチャイムに対応できなくなっていることもあるので、電話をする際にスイッチの位置も伝えておきましょう。
場所をスムーズに伝えるためにも、物件入り口の緊急スイッチの位置を事前に把握しておくことが重要です。
部屋の鍵がかかっている場合、窓からの侵入や鍵を破損して侵入する場合もあります。
なるべくスムーズに部屋に入れるように、電話をした後に玄関の鍵を開けておくとよいでしょう。