賃貸物件の部屋にロフトがあるメリットは、部屋がおしゃれになって収納スペースが増えることです。
ロフトの広さによっては、居室のように利用できます。
あらためて、ロフトはどんな風に使えるのか便利な活用例と、ロフトを使うときの注意点を見ていきましょう。
賃貸物件のロフトをおしゃれに!活用例をご紹介
ロフトは、建築基準法で窓を設置する必要がない小屋裏物置等に分類されています。
物置という位置づけのロフトですが、1つスペースがあるだけでさまざまな活用の仕方ができるのが魅力です。
1つは、収納スペースとして利用する方法です。
もともと物置に分類されているスペースなので、最も使いやすい方法でしょう。
2つめは、ロフトを寝室として利用する方法です。
ロフトは便利ですが天井までの距離が近いため、立つことができなくてもさほど不便のない寝室やくつろぐスペースにするのは合理的な活用法です。
睡眠をとるスペースと生活スペースを区切ることが可能なため、メリハリのある部屋の使い方ができます。
他の活用例として、書斎や趣味の部屋にするのも良いでしょう。
テレワークをする方は、ロフトをワーキングスペースに活用することも可能です。
窓があるロフトならより快適ですし、洗濯物を干すスペースとしても使うことができます。
賃貸物件のロフトにはデメリットも!使い方の注意点とは
ロフトがある部屋を選ぶときの注意点は、ロフトの活用法をイメージしてから契約することです。
ロフトは収納スペースにもなり、生活スペースを区切りたい方にピッタリです。
しかし、一般的に壁などで囲われているわけではないため、ロフトの下からでもロフトの状態は視界に入ってきてしまいます。
収納スペースなどにするとしても、整理整頓を心がけていないと見苦しい印象になってしまいます。
また、ロフトの高さにも注意が必要です。
壁がない面から、ものが落下する可能性は高いですし、人もふとした拍子に落下しないわけではないことを念頭に置いておく必要があります。
また、基本的にロフトは空気の流れが悪く、暑さなどがこもりやすくなります。
ロフトを寝室など長時間利用するスペースにするときは熱中症にならないよう、扇風機などを用意する必要があるでしょう。
さらに、年齢を重ねるとロフトへの昇り降りが面倒になり使わなくなることも。
ロフトが自分の暮らしの中で、使えるスペースかどうかを確認して物件を借りましょう。