電気を使いすぎたり、雷が落ちたりすると停電が起こります。
そのように原因は知っていても、いざ起こるとやはり驚いてしまうものです。
マンションやアパートなどの賃貸は、使用可能な電気の量が制限されていることが多いため停電が発生しやすく、とくに注意が必要です。
そこで今回は、停電が起こった際に行うべきこと、また停電の対策などを紹介します。
賃貸で停電が起きたときの対処法は?まずは確認したい停電の原因
停電が発生した際は、まずその原因を探ることが重要です。
電力供給が止まる原因として、次の4点が考えられます。
●電気の使い過ぎ
●落雷や台風などの自然災害
●漏電
●電気料金の滞納
何が原因で停電したかは、室内のブレーカーを見ることで確認可能です。
メインブレーカーが落ちているなら、電気の使い過ぎが原因でしょう。
この場合、室内で使用していた電化製品や電気を一度消し、メインブレーカーのスイッチをあげることで解決します。
なお、漏電ブレーカーが落ちてしまっている場合は、漏電が発生している可能性があるため、注意が必要です。
大きな事故やトラブルにつながるケースも多いため、漏電ブレーカーがオフになっているときは、まず電力会社に確認をとってください。
とくに、台風や落雷などの自然災害時は漏電事故が増加するので、重々注意する必要があります。
賃貸で停電を起こさないための対策と起きてしまったときの対処法
賃貸では最大で使用できる電気量が各部屋で決まっているため、これを超えて電気を使うとブレーカーが落ち、停電してしまいます。
そのため、停電を頻繁に起こさないためにも、電気の使用量には注意が必要です。
とくにドライヤーや電子レンジなど、一度に多量の電気を必要とする家電製品は、同時に使わないようにしましょう。
また、停電が起きてしまっても慌てずに、漏電は起きていないか、自分の居室だけでなく物件全体で停電が起きていないか、身の危険はないかどうかを確認することが、事故の回避につながります。
電気の使用量や漏電または電気の払い忘れが原因なら、自分である程度対策を講じられますが、自然災害が原因だとなかなかそれも難しいです。
くわえ、自然災害が原因だと電気の復旧に時間がかかることがあり、特別な注意が必要です。
水や缶詰などの備蓄、懐中電灯や携帯バッテリーなどの停電対策グッズを事前に用意し、自然災害による停電に備えておきましょう。