台風や洪水、地震など自然災害が多い昨今、災害を想定して日頃からの準備が求められます。
特に一人暮らしの場合、頼れる身内が近くにいないため、有事に備えて前もって自分自身で準備しておかなければなりません。
今回は一人暮らしだからこそしっかりと準備しておきたい、すぐに始めれる防災対策についてまとめました。
一人暮らしの防災対策!欠かせない備蓄品とおすすめの保管場所
防災用の備蓄品準備は、市販されている避難袋を1セット購入するのが手っ取り早いです。
市販品を使わず個別で準備するなら、飲料水と食品・衛生用品・携帯ラジオ・バッテリー類をまず用意しておきましょう。
飲料水は500mlのペットボトルで4・5本、食品は開封してすぐ食べられるものを1日分くらい準備しておいてください。
衛生用品としては、歯ブラシ・ウェットティッシュ・ガーゼ・ポリ袋・使い捨てカイロ・サニタリー用品などのグッズが挙げられます。
ポリ袋は大・小とサイズ違いで準備しておくと万全です。
備蓄食品・衛生用品・携帯ラジオ・バッテリー類はそれぞれポーチに分けて、飲料水と一緒に防災グッズとしてリュックに詰めておきましょう。
その際、常備薬や解熱鎮痛剤、風邪薬も入れておけば安心です。
リュックの置き場は玄関にすると良いでしょう。
自宅で万が一被災した場合、防災グッズを玄関先に置いてあればすぐに持ち出しができ探す手間もなく忘れにくいです。
一人暮らしの防災対策!これらの準備が必要
一人暮らしの防災準備としては、家具の固定・避難経路の確保と確認・ハザードマップの入手などが挙げられます。
家具の固定は、入居時に食器棚や書棚を設置する際に済ませておきましょう。
賃貸物件では工具が使えない物件もあるので、固定の不要な背の低い家具を選ぶのも方法のひとつです。
入居時の避難経路の説明は、しっかり聞いておくことが大切です。
また、マンションではベランダが避難経路になっていることが多いので、余計なものを置いて経路を塞がないようにしましょう。
多くの場合、ハザードマップは自治体が発行しており、自治体のホームページや役所などで入手できます。
もしものときに備え、自然災害が発生したときの避難場所や避難ルートは、自分の足で確認しておくことも重要です。
なお、災害発生時は携帯が使えない可能性があるので、緊急連絡先は手帳にも記しておきましょう。